Barbourのオイルドジャケットのリプルーフとクリーニング

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Barbourオイルドジャケットのメンテナンスバブアーケア

バブアーのオイルドジャケット。

綿にオイルワックスを染み込ませて撥水と強度を上げています。
その点においては、オイルドレザーと共通しています。
綿もレザーもオイルド商品は、メンテナンスの頻度は少なくて良いのですが全く何もしないと撥水力と強度が落ちてきて傷もつきやすくなったりします。
また、オイルワックスも揮発しますので徐々にオイルワックスが抜けていきますので色味やツヤが変わってきます。着なくても何年かに一度はオイル補充が必要です。
定期的にメンテナンスをしていくことで、何年も着続けることができます。

またバブアーにおいての最大の欠点は臭いでしょうか。
当店をご利用いただくお客様の大半が臭いをなんとかして欲しいというご依頼です。
オイルワックスの酸化による臭いやカビによる臭いです。
オイルド製品は、高温多湿のところに保管するとカビが生えやすいため片付けの際は汚れ落としが必須です。

当店では、バブアーのオイルドジャケットのメンテナンスからリプルーフ、クリーニングを承っています。
カビが生えた、臭いが気になる、何年もメンテナンスしていないなどがございましたら、お気軽にご相談ください。

リプルーフは、こんな時に行うことがオススメです。
・色褪せてきた…
・防水力が落ちてきた…
・ツヤが落ちてきた…
などちょっと寂しさを感じてきたらオススメです。

気をつけることが1点。
カビ跡やカビの臭いがするとリプルーフで余計にカビを繁殖させることになります。
カビの気配を感じた際は、クリーニングをお勧めします。

リプルーフの納期は、約４日です。
※混み具合によって異なります。

リプルーフ作業は、
１．馬毛ブラシでバブアージャケットに付いている埃を払います。
２．バブアージャケットを軽く温めて、オゾン水を含ませたタオルで全体を水拭きし汚れを拭き取ります。
３．乾燥後、リプルーフを開始。
４．湯煎し完全に溶けたオイルワックスを馬毛ブラシで染み込ませていきます。
５．ジャケット全体に染み込ませたら一晩乾燥。
６．乾燥後、オイルワックスのムラがないか確認しながら全体を温めオイルを足したり、余分なオイルを拭き取ったりしていきます。
７．一晩乾燥させ完成です。

当店のバブアーのクリーニングは、オイルドジャケット専用洗剤とオゾン水を利用してクリーニングいたします。
洗剤で汚れを落とし、オゾン水の殺菌・消臭力を活かして付着している菌を除菌します。

オゾン水で軽く水拭きをしてから、スポンジにオゾン水と洗剤を染み込ませて手作業で丁寧にクリーニング作業をしていきます。
すすぎもオゾン水を利用し脱水後乾燥させます。
なかなか落とせない古いオイルがある場合は、温水（約40度）を使用して落とすこともあります。
袖周りや裾周りにほつれや穴が空いている場合は、それがそれ以上拡大しないよう細心の注意をして作業していきます。

乾燥は、自然乾燥です。直射日光の当たらない風通しの良いところで干していきます。
仕上げにアイロンをかけシワを伸ばしてからオイルワックスを入れていきます。
リプルーフ後は一晩乾燥させ、余分なオイルワックスを取り除いて完成となります。

作業期間は、約１週間〜１０日です。

バブアークリーニングの流れ
１．バブアージャケットに付いている埃を払い落とします。
２．ジャケットを裏返し、オゾン水で湿らせたスポンジに洗剤をとり内側から洗っていきます。
３．次に外側。ジャケットを表に直して新しいスポンジに変え同様に手洗いしていきます。
※手洗い後、既存のオイルワックスを取りたい場合には40℃のお湯に洗剤を溶かし１〜２時間ほどつけ置きします。
４．手洗い後、オゾン水拭きをしてよく乾燥させます。
５．乾燥後は、リプルーフ作業です。オイルワックスを塗りこんでいきます。
６．乾燥後、オイルワックスのムラをチェックして完成です。

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