牛革靴サイドモンクストラップの靴磨き

牛革の革靴の靴磨き。

液体リキッドタイプの靴クリーム?だけを塗り重ねてきた革靴。
液体リキッドタイプの靴クリームは、塗るだけでツヤがでて非常に便利。

しかし、液体リキッド靴クリームの成分は、ろう、油脂、染料です。
靴クリームは、液体だろうと固形だろうと、古いものは除去して再度新たに塗ります。
除去しないで塗り重ねていくと、ろうと油脂が何層にも重なり、革の通気性が損なわれ革を傷めます。
また、カッチカチになってひび割れを起こします。その際、革ごとひび割れを起こしてしまいます。
手軽で簡単で便利ですが、順を追わないと靴を傷めることになります。

まずは、クリーナーで汚れと何層にも重ね塗りされた古いクリームを除去します。
何層にも塗り重ねられているところと、剝げているところの差があり、案の定、なかなかとれません・・・

なんとかさっぱりさせ、ひび割れの所は悪化させないよう補修。

デリケートクリームと乳化性クリームで保革

最後にワックスで仕上げ、トゥは鏡面仕上げで完了しました。

関連記事

  1. スエードの色褪せの染め直し

  2. フェラガモロングブーツの靴磨き

  3. ALDEN5331 コードバンケア

  4. リーガルのカーフレザー(ウイングチップ)の靴磨き

  5. カーフ(ストレートチップ)のプレメンテナンスと鏡面仕上げ

  6. パンプスの靴磨き