顔料仕上げの靴磨き

顔料仕上げの靴

顔料仕上げの靴は、簡単に言うと靴の表面を塗装しているため、水シミが出来にくかったり色斑ができにくいためお手入れが簡単な靴です。

しかし、ぶつけたりして表面の塗装が剥げてしまうと、靴クリームでは補色できないため塗装し直しになってしまします。
手入れが簡単な分、トラブった時の対処がちょっと大変ですね。

今回の靴は、つま先に擦り傷があります。そんなに深い傷ではないので、クリーナーで落とせると思います。落とせなくてもこの程度であればワックスで目立たなくできると思います。

お手入れ

顔料仕上げの靴は靴クリームが浸透しないと言う方もいらっしゃいますが、実際靴クリームを塗ってブラッシングした後革が柔らかくなってきますので浸透しているはずです。
染料仕上げの靴に比べれば靴クリームの効果は薄いかもしれませんが、革のコンディションを整える意味でもお手入れをするに越したことはないと思います。

また、傷がつくと靴クリームで補色ができないため、ちょっとでも傷を防ぐ意味でもワックスで革をコーティングしておいた方が傷が軽減されます。

ワックスはツヤだすだけでなく、傷や水から革を守ってくれる役割もしてくれます。

今回は、汚れを落とした後、サフィールノワールのクレム1925とビーズワックスポリッシュでお手入れしました。

クレム1925は、パリシャンブラウンとタバコブラウン。
ビーズワックスポリッシュは、ミディアムブラウンとダークブラウン。

料金 3,300円税込
納期 1日間

関連記事

  1. ティンバーランド(ヌバック)の水洗いとメンテナンス

  2. L.L.BeanBootsのお手入れ

  3. 【Alden(オールデン)】5432、コードバン靴磨き

  4. フェラガモの蛇革(オープントゥパンプス)の靴磨き

  5. 牛革(カーフ)のショートブーツのメンテナンス

  6. 【Alden(オールデン)】901カーフレザーの磨き

最近のコメント