レッドウイング875のクリーニング作業
まずホコリを払った後、濡れタオルで汚れを拭き取っていきます。
革が乾燥した状態なので、余計なシミなどができないように濡れタオルで拭き取っていきます。
次にオゾン水を使って水洗いしていきます。
オゾン水に洗剤を混ぜて作った洗浄水にレッドウイングを漬けて革内部まで洗浄水を浸透させます。
浸透したら泡洗剤で洗っていきます。
革だけでなく、ハトメについている緑青サビも落としていきます。
ここまで洗うと洗浄水が濁り、とても汚れています。
20年分の汚れが出たんでしょうね…
一通り洗い終わると水切りします。
水切り後新聞紙を詰めて一晩自然乾燥します。
自然乾燥後は、オゾン乾燥機に入れて再度乾燥と除菌。
乾燥後は油分を補給してブラッシング。
油分がほとんど抜け切っていたので、ちょっと多めに油分を補給。
革全体に浸透させるため、一晩寝かせます。
ソールを交換して靴磨きをして完了です。
オイルを入れて一晩寝かせてあるので靴磨きは仕上げ工程のみ。
オイルドレザーらしいしっとりとした感じに仕上がりました。
この度はご依頼ありがとうございました。
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